通信制課程フレックスVコース

SUPER GLOBAL HIGHSCHOOL文部科学省 DXハイスクール採択校

本気の進路指導

卒業していく生徒全員の本物の笑顔。
それが私たちのゴールであり、喜びです

Zoomを使った進路指導

生徒の皆さんが進学し、将来は就職をして立派な社会人になるときを一緒に想像しながら進路面談を行います。「どんな大人になりたい?」「どんな仕事をしたい?」「大学では何を学びたい?」と対話を重ね、進路指導の過程で生徒自身が夢を見つけ、夢に向かって成長していく伴走者として先生たちがサポートします。

「なりたい自分」になる作戦を練り上げる3年間

やりたいことがまだ見つからない人も、はっきりと夢や目標がある人も、3年間、進路ガイダンスや先生との二者面談、保護者との三者懇談、ゼミ活動、膨大な資料や情報の検討などを通して、具体的な進路の道筋に落とし込んでいきます。

イラスト
Gくんの場合

将来の夢や希望って、
みんなどうやって見つけるの?

子どもの頃からゲームは好きだけど、他に好きなことや得意なこともない。将来の夢や目標を聞かれると、正直、よく分からない。見つけたいとは思うけど、ゲームをして楽しく過ごすのが楽だから、真剣に考えるのは面倒くさい。
フレックスVコースの週3スタイルを選んだ理由も、週3日の通学なら、家でゲームをする時間がたっぷり取れるかなと思ってなんとなくって感じ。みんなどうやって、夢や目標を見つけるのかなぁ…。

オリエンテーションで「自分」を知る

入学してすぐに科目履修のオリエンテーションがあった。「オンデマンド学習はやりたいことや将来の目標に応じて科目履修を決められる」って説明されたけど、僕はまだ何も決まっていないので、先生に相談して「標準的なモデル」を選んだ。「選択学習」についての説明もあった。「大学受験講座」は難しそうだし、大学に行くかどうかまだ決めてないので、ちょっと迷う。先生に相談したら、いろんなことを質問された。「小さい頃はどんな子どもだった?」とか「何をしているときに喜びを感じる?」とか、聞かれて意外だったなぁ。そんなこと考えたこともなかった。先生との面談で分かったのは、自分が「好きなことには熱中できるタイプ」ってことと、「人に喜んでもらうことが好き」ってこと。他人とかかわるのがあんまり好きじゃないと思ってたけど、いわれてみると、人とかかわる時間が欲しいから、通学型の週3スタイルを選んだんだと思う。ゲームに関連することなら興味を持てるかも、と考えて、まずは選択学習の時間に「ライフイズテックレッスン」のプログラミング学習を始めてみることにした。

学校だと集中して勉強が進む

週3日、学校に行って、時間割通りに授業を受ける。朝のホームルームの時間では「単位を取るための動画視聴が進んでいるか」「レポートは進めているか」って先生に口酸っぱく言われるから、ちゃんとやってる。選択学習の時間にプログラミングだけじゃ飽きるので、動画視聴とプログラミング学習を、時間を決めてやっている。家だとすぐだらけちゃうけど、学校だと集中できて勉強が進む。

放送映像部で本格的な動画制作!

学校生活に慣れてきて、部活動に入った。放送映像部はアナウンス部門と映像制作部門があって、僕は映像を中心に。先輩たちは本格的な4Kカメラでほかの部活の映像を撮りに連れていってくれたり、部室のMacで編集する方法を教えてくれたりする。新入生は全日制と通信制を合わせて4人。こじんまりした活動だけど面白い。全日制の先輩たちから「通信制の後輩が入ってくれてうれしい」ってよく言われる。西大寺地域の活性化動画を撮りたいけど、平日の午前中しか撮影に応じてもらえないお店もあって、先輩たちは授業を休めないけど、僕ら通信制の生徒はけっこう自由に動けるからだ。同じ通信制のC君と2人で西大寺のカフェに取材しに行くことにした。アポイントの電話をして、取材原稿を作って、映像の絵コンテを作って…と本格的だ。当たり前にやっている先輩たち、かっこいいな~。放送映像部はいろんなコンテストにも応募していて、今年は先輩たちと合作で「Youtube甲子園」にエントリーする!

苦手な国語を「大学受験講座」で勉強

オンデマンド学習の進捗とレポートの提出の状況を、三者懇談で、親と一緒に確認した。改めて見ると、好きな科目ばっかりやってしまっているので、他の科目もバランスよくやらなきゃ。7月に受けた模擬試験の結果も見せてもらう。英語、数学の授業は登校日の授業を真面目に聞いているのでけっこう良い結果だった。国語は、授業を受けていないので、悪くても仕方ない。先生から「国語だけでも、大学受験講座の動画をやってみたら?」と提案された。国語は自分で勉強してもイマイチ分からないし。長文問題を解くポイントもよく分からないから、やってみようかな。オンデマンドの学習webサイトから「大学受験講座」→「国語」→「現代の国語」を選んだら動画が始まった。問題のPDFもダウンロードできるし、これなら勉強できるかも。

アルバイトを始めて規則正しい生活に

高校1年の終わり。単位認定のテストはバッチリだった! 春休みは平日の授業がない。オンデマンド学習は24時間いつでもできるから、アルバイトを始めようかな。先生にアルバイトの面接指導をしてもらって、一発で合格! お店の人に「春休みが終わってからも働いてほしい」と言われた。平日の午前中にアルバイトできる人は貴重なんだって。親に相談したら「登校する週3日をサボらないこと、授業動画の視聴とレポートの提出を続けて頑張ること」を条件に認めてもらえた。アルバイトは、家の近くのレストラン。子どもの頃から家族で食べに行っていたお店で働けるってうれしい! ランチタイム終わりまで働いて、登校して部活、夜7時くらいに帰宅。アルバイトを始めてから規則正しい生活になって、体調が良くなった気がする。お店の人から「接客が上手くなってる」とほめてもらって自信がついた。

デジハリの基礎コンテンツを高校で学ぶ!

高校3年生になって、理系の科目を中心に履修することにした。英語・数学・理科・情報が特に楽しい。ライフイズテックレッスンのコンテンツは1年生で全部終えたので、「デジタルハリウッドアカデミー(デジハリ)」のプログラミング学習にも挑戦することにした。デジタルハリウッド大学は、CGやプログラミング、映像制作、ゲーム開発、アニメなどのデジタルコンテンツを学べる。大学入学時に学ぶ基礎コンテンツが、岡山学芸館高校ではオンデマンドで勉強できるんだって。1年生のときに頑張って勉強したので、デジハリの内容がすんなり頭に入ってくる。プログラミング言語の「Python」のコードも読めるようになってきた。

父も参加してオンラインで三者懇談

高校3年の三者懇談。珍しく「同席したい」と言う父の都合に合わせて、先生がオンラインの三者懇談を設定してくれた。僕は高校卒業後も情報系の勉強がしたい。でも全日制の生徒みたいに全科目に力を入れてきてないから、大学は無理かなと思ったけど、先生がいろんな大学の募集要項を用意してくれた。英語や数学、情報などで受験できる大学もたくさんあるらしい。それに、僕がやってきたプログラミングや映像制作のデジタルスキルを評価してくれる総合型選抜の入試があるって聞いて、これなら自信があるし、いけそうな気がした!

受験戦略シートに従って着実に準備

第一志望の大学のオープンキャンパスに行く。僕にめちゃくちゃ合っていると感じた。大学卒業後の就職の実績を見ると、有名なIT系企業やゲームアプリの開発企業の名前もある。この大学の合格に向けた「受験戦略シート」を先生が作ってくれた。一番自信のあるデジタルスキルを測る総合型選抜しかチャンスがないと思っていたけれど、推薦入試の中には、英語検定を持っていれば数学の試験と面接で受験できる大学もあるみたいだ。ここからやるべきことが明確になってきた! 高校3年の早い時期に英語検定の資格を取り終えよう! そして、高校3年生から週5スタイルに変更した。英検の面接練習もしたいし、志望理由の添削や受験の面接練習もしやすいからだ。第一志望の大学は9月出願だけど、7月には志望理由書が固まった。情報を専門にする先生が添削を担当してくれて、すごく細かいところまで指導してくれるのがありがたい。出願が無事に終わって、いよいよ志望理由書とプログラミングデータの口頭試問型の面接練習。接客のアルバイトで鍛えられたので、自分の考えをもとに話をするのは得意だ。先生も「話の間や言葉の選び方が上手だ」とほめてくれた。あとは、将来のやりたいことについて、熱意をもって話ができるといいな。

合格や奨学金を自分で勝ち取った自信

11月初め、合格発表。やったー、合格だ! 大学生になれる! でも先生から12月にある公募制推薦の入試を勧められる。12月の試験に上位で合格すると、スカラシップ生として奨学金が、もらえるらしい。過去問もだいぶこなしてきたから、受けてもいいかも。点数が取れなくても、総合型選抜の合格がなくなるわけではないし。そして、12月の試験にも合格! 奨学金も得られる! 親も喜んでくれた! 最後まで頑張って良かった! 自分で合格や奨学金を勝ち取った自信がついた気がする。なんとなく選んだ岡山学芸館だったし、なんとなく通信制、なんとなく週3を選んだけど、いろんな体験ができて、スキルも身についた。充実した3年間だったなぁ。
Oさんの場合

夢を叶えたい。
どんな勉強してどんな進路を選べばいいの?

いろんな国の人と英語で自由にコミュニケーションできるようになりたい。そう思うようになったのは、小学生のときにアメリカの高校生がうちにホームステイして、一緒にとても楽しい経験をしたから。英語を話して観光の仕事に就くのが夢。本当は高校で留学したかったけれど、健康に不安があってあきらめた。
高校の通信制課程でも大学受験ができるって聞いたけど、ほんとかな? 私の夢を実現するために、どんな勉強をして、どんな進路を選べばいいんだろう…。

フレックスVコース週5スタイルに決めた理由

中学1年のとき、起立性調節障害になって、学校を休むことが多くなった。定期的に通院しなければならないので、高校での留学はあきらめるしかなかった。病気は少しずつ良くなってきているけど、朝は頭痛がひどくてなかなか起き上がることができない。朝がゆっくりできることと、英語のカリキュラムが充実していることから、岡山学芸館高校フレックスVコース(週5スタイル)を選んだ。全日制と比べて自由な時間が多く、英語の勉強に時間を多く割けるのがうれしい!

  1. オンデマンドで英語の基礎を学べる
  2. 学校の英語授業は、アクティブで楽しい内容
  3. 「大学受験講座」は、予備校の配信授業並みのレベルの高さ
  4. ネイティブスピーカーのフィリピン・セブ島在住の先生と「オンライン英会話」

進路ガイダンスでいろいろな職業を知る

入学して3カ月。週5スタイルにも慣れた7月に「進路ガイダンス」があった。通信制の場合、大学受験はどうなるのか不安だったけれど、「今は入試方法が複数あるから自分に合った受け方を考えるのが大事」と聞いて、ちょっと安心。三者懇談では、私、母、担任の先生、進路指導担当の先生で話をした。「将来、英語を使った仕事がしたい」と言ったら、英語を使う仕事の種類をあれこれ資料で見せてくれた。「学校や塾の英語教師」「外国人が来るホテルの受付」「外国人向けの観光ツアーガイド」「キャビンアテンダント」「空港のグラウンドスタッフ」「通訳・翻訳家」など。意外なところでは「ITエンジニア」も英語を使う場面が多いみたい。私は観光に関わる仕事がしたいので、ツアーガイドかホテルの受付などがいいかなと思った。
先生からは「観光学部だけでなく、国際系・外国語系の学部でも学べるよ」「働く地域の文化や歴史を知っておくことも大事」「外国からの観光客に高いおもてなしをしようと思ったら、相手の国の文化や宗教を勉強すること」などのアドバイスをもらう。 とりあえず英語を中心に勉強していこうと考えていたけれど、地理や歴史、政治経済なども勉強しよう。動画学習やレポートに対する真剣度が上がった気がする!

課題研究で「観光ゼミ」に参加

2年生になったら、課題研究のゼミがある。日本の観光業が抱える課題などについて、仲間と一緒に探究してみようと思い、「観光ゼミ」に入る。ゼミには全日制の人もいてうれしい! 最初に、観光庁の論文を読んで、ゼミ生みんなで観光業の現状を学んだ。また、旅行会社でツアーを企画している人や、航空会社でグラウンドスタッフとして働く卒業生を招いてオンライン質問会があった。英語を使う仕事をしている人の話が直接聞けて、お客さんに喜んでもらえる話を聞いて、すごく魅力的な仕事だなと思った。何より、先輩たちがかっこいい!私もこんなふうになりたい!と思った。

具体的にやりたいことが見えてワクワク!

担任の先生との進路二者面談。課題研究でオーバーツーリズムの問題を探究し、将来どういう社会貢献ができるかを考えるうち、「観光地としてはマイナーだけど魅力のある地域を案内するツアーガイドになりたい」と思うようになってワクワクしていることを伝えた。 いま気になっている大学の募集要項を見ると、出願資格が「英語検定2級以上、評定4.0以上」。そして「小論文と面接」。英語検定については二次試験のスピーキングが不安だったけど、岡山学芸館高校では二次試験の前に二次試験対策面接があって、学芸館の英語の先生のほとんどが英検の面接資格を持っているので、すごく細かい部分まで指導してくれる。結果、英検2級に合格! 評定については、1年生から真面目にレポートやスクーリングに取り組んできて、4.5はある。なんとかいけそう!

先生と二人三脚で受験戦略!

3年生になった。いよいよ大学受験モードだ。4月から小論文対策の授業を受ける。毎週、小論文の課題が出されて、短時間で自分の考えを書いていく。苦手意識もあったけど、少しずつ小論文の力がついている気がする!「小論文模試」というのがあって、希望者は岡山学芸館高校で受けられる。全国の受験生と比較して順位や偏差値が出るので自分の実力を知ることができる。 7月にいくつかの大学のオープンキャンパスに行って、第一・第二・第三の志望大学を絞り込む。先生に相談したら、大学入試要項をもとに出願書類や過去の入試倍率などを記載した「受験戦略シート」や、できるだけ受験費用を抑えるスケジュールを作ってくれた。受験制度に詳しい先生から「年内の受験は2カ所で十分」とのアドバイスをもらって安心した!

「やったー!」。先生と一緒に「合格!」を喜ぶ

7月~9月は出願書類の作成。担任の先生だけじゃなく、課題研究ゼミの先生、進路指導の先生もアドバイスをしてくれて、書類のチェックもしてくれて、我ながらすごく立派な志望理由書ができたと思う! 9月中旬に大学に出願。ここから小論文のレベルアップと、面接対策! 面接は個人の面接とグループディスカッションがある。「哲学カフェ」で何度も同じような場面を経験してきたので、グループで周りと協働しながら対話を深めていくのは得意だ。岡山学芸館高校は全日制・通信制の関係なく、グループディスカッションの入試がある生徒でLINEグループを作り、みんなで模擬ディスカッションを行う。 10月半ば、書類審査の発表があった! 合格! うれしい! 私が出願した大学は約100人の出願者が書類審査で30人に絞られる狭き門。課題研究での経験を志望理由に盛り込んだことや、英検スコアの高さが評価されたのだろうと先生は言ってくれた。 二次試験の前日、担任の先生に最後の個人面接練習をしてもらい、アドバイスももらう。学校の敷地内にある金山神社へ友達と一緒にお参りし、願掛けをして帰った。 試験から2週間後の11月のある日。昼の12時30分にWeb上で合格発表がある。一人で見るのは怖いから、先生と一緒に見る。「合格」の文字と桜のマーク! 「やったー!!」。うれしくて叫んだ! 「ほんとによく頑張った! おめでとう!」と先生がとても喜んでくれた。すぐにお母さんに電話。お母さんは泣いて喜んでくれた! 良かった! 大学生になれるんだ!!!

※本校の教育理念や指導方針、カリキュラムなどに基づき、入学後の高校生活を想定したストーリーです。

主な指定校推薦の
一覧

179大学1028人の指定校推薦枠(4年制大学)

  • 早稲田大学2名
  • 上智大学2名
  • 東京理科大学2名
  • 同志社大学4名
  • 立命館大学2名
  • 関西大学10名
  • 関西学院大学9名
  • 立教大学4名
  • 中央大学3名
  • 青山学院大学1名
  • 日本大学6名
  • 東洋大学4名
  • 駒澤大学1名
  • 甲南大学14名
  • 近畿大学6名
  • 龍谷大学4名
  • 京都産業大学1名
  • 神戸学院大学8名
  • 就実大学1名
  • 川崎医療福祉大学11名
  • ノートルダム清心女子大学6名 など

令和5年度実績

令和6年度
入試大学合格一覧

  • 国公立0
  • 早慶上理0
  • GMARCH0
  • 関関同立0

主な国公立大学

  • 京都大学2名
  • 大阪大学3名
  • 東北大学1名
  • 名古屋大学2名
  • 九州大学1名
  • お茶の水女子大学2名
  • 筑波大学1名
  • 神戸大学1名
  • 岡山大学17名
  • 広島大学4名
  • 山口大学5名
  • 香川大学8名
  • 徳島大学4名
  • 岡山県立大学6名

など 計167

主な私立大学

  • 早稲田大学5名
  • 慶應義塾大学1名
  • 上智大学14名
  • 東京理科大学8名
  • 学習院大学3名
  • 明治大学6名
  • 青山学院大学10名
  • 立教大学19名
  • 中央大学10名
  • 法政大学4名
  • 同志社大学17名
  • 立命館大学34名
  • 関西大学15名
  • 関西学院大学20名

など 計590

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