科・コース

普通科医進サイエンスコース
最難関大学理系学部を目指す!
少数精鋭で「上質な理系」を学ぶ!勉強と戦う青春をおくろう!
「勉強」の強化指定部
気付けば勉強の話題に花が咲く! 理系の大学・学部に進むためにお互い高めあう環境がここにある。
少数精鋭
どこよりも強いきずなで結ばれる仲間意識。 少人数だからできる、丁寧な個別受験指導も!
理系特化の課題研究
一層深いアカデミックな研究を、コース全体で追求! ホンモノに触れる医進だけの校外活動も充実。
様々な研究発表や現場体験が豊富
アマモの成長に関する研究
沢山の刺激をくれる課題研究!
皆さん、アマモを知っていますか?「ただの草じゃん」と思ったそこのあなた!アマモは、海の生き物にとっての住処であり、また、海の環境を守る役割も担っている凄いやつなのです!
私たちはそんなアマモの成長条件について調べました。研究に取り組んだ1年間、いろんな条件、手法でアマモを育ててきました。何度も失敗して、何度もくじけそうになるときがありましたが、その青々しいすらりとした緑葉を見るたびに癒され、力を取り戻す日々でした。研究はまだまだ未完成ですが、そのアマモ愛は校内に広まったようで、「アマモの人」と呼ばれています。
3年 林志龍(上海協和双語学校出身)
アマモ場再生活動
牡蠣の殻を用いて生物多様性を向上させる研究
全国ユース環境活動発表大会での発表の様子
医進サイエンスコースの海洋学習
教科書を飛び出し、実際に触れよう!!
医進サイエンスコースは平成29年に海洋教育パイオニアスクールに指定され、今年で5年目になります。日生中学校や日生町漁協との協同で進めているアマモ場再生活動、牡蠣の養殖体験に始まり、干潟をフィールドとした課題研究まで、「自然に触れる」経験を積んでいます。
- 2018年度海洋教育ポートフォリオ(PDF)
- 2019年度海洋教育ポートフォリオ(PDF)
- 2021年度海洋研究紀要(PDF)
- 2022年度海洋研究紀要(PDF)
- 2022年度海洋教育ポートフォリオ(PDF)
- 2023年度海洋研究紀要(PDF)
- 2024年度海洋研究紀要(PDF)
海洋学習の動き
2022年4月 | マリンチャレンジプログラム採択 |
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5月 | 牡蠣の種付け体験 日生町アマモ流れ藻回収(里海創造) |
7月 | 日生町漁協「聞き書き」学習 |
8月 | マリンチャレンジプログラム2022中国・四国ブロック大会 口頭発表 |
9月 | 海の宝アカデミックコンテスト(ブロック大会) 日生町アマモ種取り・播種体験 |
10月 | 第66回日本学生科学賞岡山県審査 アマモ実生ポッド作成 全国アマモサミット2022 |
11月 | 海の宝アカデミックコンテスト2022全国大会 |
12月 | サイエンスキャッスル中四国大会 全国ユース環境活動発表大会地方大会 |
2023年2月 | 日生町漁協牡蠣水揚げ出荷体験 |
3月 | マリンチャレンジプログラム全国大会 フランス海洋学会来訪 |
課題研究活動
医進サイエンスコースでは1・2年生で海をテーマにした課題研究活動を行っています。机上のみの学びで終わるのでなく、実際にホンモノに触れることを大切にしており、観察や実験を行っています。近年では数値計算やモデル化、工学的な手法にも手を拡げようとしています。
2年生の取り組んでいる研究テーマ
- 海洋ごみ回収装置の水上安定機構
- ウミニナの運動・分布の解析
- イカ色素胞の電気刺激応答
- アマモの本葉展開条件
- アマモ種を用いた醤油作り
- 波力発電の効率化
- 海上建造物に対する波・風の影響
- トビウオに注目したバイオミメティクス
- TTA-UC(Photon Upconversion by Triplet-Triplet Annihilation)の開発と可視光応答について
自分の研究費は自分で掴み取る!!
マリンチャレンジプログラム2022
サイエンスキャッスル研究費:THKものづくり0.賞
サイエンスキャッスル研究費:荏原製作所賞
課題研究活動の外部発信
アマモの本葉展開に関する研究
本コースでは海洋学習の一環として、アマモをポッドの中で育てています。一人1つずつアマモの実生ポッドを作製するのですが、同じ条件で育てているにも関わらず、成長するアマモがあれば発芽すらしないアマモもあります。このことに着目して2021年度に発芽の条件を解明する研究が行われ、2022年度は発芽しても本葉展開しないアマモが出てくる原因を研究しました。
海の宝アカデミックコンテスト2022
全国大会出場:優秀賞
マリンチャレンジプログラム2022
全国大会出場
マリンチャレンジプログラム2022
ポスターセッション
フランスの海洋研究者に向けてのプレゼン
ウミケムシの運動の研究
ウミケムシは陸上・水中ともに素早く移動をすることができます。ウミケムシの移動方法を探ることで、水陸両用ロボットへの応用ができるのではないかと考えました。実際にウミケムシを捕獲し、色々な環境化における動きを動画撮影し解析しました。
リーダーの小池さんが、リバネスが発行している教育雑誌"someone"「となりの理系さん」にて紹介されています。
リンク先↓
実験風景1
実験風景2
サイエンスキャッスル中四国大会:
岡山理科大学賞
TAMAサイエンスフェスティバル:
敢闘賞
医療系の課題研究
- 学生研究企画「君の研究所を創ろう」第38回日本DDS学会学術集会主催 大会長賞、優秀賞 受賞
優秀賞:木村文香(左) 大会長賞:岩本磨耶(右)
1年生も佳作をいただきました
生物専門の方と山に登ったとき、その方は木や花の名前を言いながら解説をしてくれました。きっと私とは違った“世界”が見えているのでしょう。一方、私は木々の様子からフラクタル図形を想起していました。その方はこういった見方をされていなかったようです。同じものでも切り取り方で見え方は様々です。
1つ1つの知識・経験は、はじめは点ですが、数を増すごとにそれらが繋がって線となり、線が増えるといつしか平面図が見えてきます。生物を勉強してきた人の平面図、物理が好きな人の平面図、運動を得意とする人の平面図・・・各々が造詣の深い分野における平面図を持っています。これらの平面図を集めていくと、いつしか同じ立体の切断面であったことに気付きます。(さらに遠くから見るとこの立体もまた点になり・・・)
色んなものや人と触れるほど、学べば学ぶほど、沢山の点・線・平面を手に入れることができ、見える“世界”はより高次元のものになります。
学芸館では色々なものに触れることが出来ると思います。ぜひ皆さんの見ている“世界”を拡げてみませんか?医進サイエンスコースでは色んな平面を持つ人を歓迎しております。
医進サイエンスコース長 吉岡 希裕
進学実績
どんな生徒も必ず成長する、
先生は絶対にあきらめない

東京大学 農学部
平岩 恋季
岡山学芸館清秀中学校

高知大学 医学部 医学科
森 悠一
吉井中学校

広島大学 歯学部 口腔健康科学科
山下 慶
吉備中学校

岡山大学 工学部 化学・生命系
服部 冬羽
旭東中学校

岡山大学 工学部 化学・生命系
森本 彩吹
上道中学校

岡山大学 工学部 環境・社会基盤系
畑森 瞬助
赤坂中学校
過去3年間の進路実績
- 2024年度
- 東京大(理二)、高知大(医・医)、広島大(歯学・口腔)、岡山大(工3名)、九州工業大(2類)、山口大(医・保)、鳥取県立大(看護栄養)、岡山県立大(保健福祉)、香川大(農)、鳥取大(工)、近畿大(産業理工)、前橋工科(建築)
- 2023年度
- 京都大(総合人間)、大阪大(基礎工)、東京農工大(工・生体医用)、九州工大(工学2類)、岡山大(医・保健・放射線/工)、静岡大(工)、山梨大(工)、鳥取大(工)、香川大農・応用生命)、帯広畜産大(畜産学部)、福井県立大(農・海洋生物資源)、神戸学院大学(薬・薬)
など
- 2022年度
- 北海道大(理)、九州大(理)、横浜国立大(経済)、岡山大(薬・薬/経済/工)、香川大(医・看護/創造工/法)、山陽小野田市立山口東京理科大学(薬・薬)、鹿児島大(理)、山梨大(工)、高崎経済大(経済)、滋賀県立大(環境)、東京理科大(経営)、久留米大(医・医)など