少数精鋭
3年間を通した個別徹底指導!
ホンモノに触れる課外研修も充実!
3年間を通した個別徹底指導!
ホンモノに触れる課外研修も充実!
コース設立後10年連続、旧帝大理系学部、
国公立医歯薬系学部に合格!
プライドを持ってコース一丸となり
勉強に真摯に向き合う!
アマモの成長に関する研究
皆さん、アマモを知っていますか?「ただの草じゃん」と思ったそこのあなた!アマモは、海の生き物にとっての住処であり、また、海の環境を守る役割も担っている凄いやつなのです!
私たちはそんなアマモの成長条件について調べました。研究に取り組んだ1年間、いろんな条件、手法でアマモを育ててきました。何度も失敗して、何度もくじけそうになるときがありましたが、その青々しいすらりとした緑葉を見るたびに癒され、力を取り戻す日々でした。研究はまだまだ未完成ですが、そのアマモ愛は校内に広まったようで、「アマモの人」と呼ばれています。
3年 林志龍(上海協和双語学校出身)
アマモ場再生活動
牡蠣の殻を用いて生物多様性を向上させる研究
全国ユース環境活動発表大会での発表の様子
医進サイエンスコースは平成29年に海洋教育パイオニアスクールに指定され、今年で5年目になります。日生中学校や日生町漁協との協同で進めているアマモ場再生活動、牡蠣の養殖体験に始まり、干潟をフィールドとした課題研究まで、「自然に触れる」経験を積んでいます。
2022年4月 | マリンチャレンジプログラム採択 |
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5月 | 牡蠣の種付け体験 日生町アマモ流れ藻回収(里海創造) |
7月 | 日生町漁協「聞き書き」学習 |
8月 | マリンチャレンジプログラム2022中国・四国ブロック大会 口頭発表 |
9月 | 海の宝アカデミックコンテスト(ブロック大会) 日生町アマモ種取り・播種体験 |
10月 | 第66回日本学生科学賞岡山県審査 アマモ実生ポッド作成 全国アマモサミット2022 |
11月 | 海の宝アカデミックコンテスト2022全国大会 |
12月 | サイエンスキャッスル中四国大会 全国ユース環境活動発表大会地方大会 |
2023年2月 | 日生町漁協牡蠣水揚げ出荷体験 |
3月 | マリンチャレンジプログラム全国大会 フランス海洋学会来訪 |
アマモ場再生活動は、地元テレビ放送局OHKの瀬戸内環境キャンペーンRe:SETOにおいて表彰を受けたり、NHKのNHKスペシャルに紹介されたりと、各メディアで取り上げられました。
医進サイエンスコースでは1・2年生で海をテーマにした課題研究活動を行っています。机上のみの学びで終わるのでなく、実際にホンモノに触れることを大切にしており、観察や実験を行っています。近年では数値計算やモデル化、工学的な手法にも手を拡げようとしています。
マリンチャレンジプログラム2022
サイエンスキャッスル研究費:THKものづくり0.賞
サイエンスキャッスル研究費:荏原製作所賞
本コースでは海洋学習の一環として、アマモをポッドの中で育てています。一人1つずつアマモの実生ポッドを作製するのですが、同じ条件で育てているにも関わらず、成長するアマモがあれば発芽すらしないアマモもあります。このことに着目して2021年度に発芽の条件を解明する研究が行われ、2022年度は発芽しても本葉展開しないアマモが出てくる原因を研究しました。
海の宝アカデミックコンテスト2022
全国大会出場:優秀賞
マリンチャレンジプログラム2022
全国大会出場
マリンチャレンジプログラム2022
ポスターセッション
フランスの海洋研究者に向けてのプレゼン
ウミケムシは陸上・水中ともに素早く移動をすることができます。ウミケムシの移動方法を探ることで、水陸両用ロボットへの応用ができるのではないかと考えました。実際にウミケムシを捕獲し、色々な環境化における動きを動画撮影し解析しました。
リーダーの小池さんが、リバネスが発行している教育雑誌"someone"「となりの理系さん」にて紹介されています。
リンク先↓
実験風景1
実験風景2
サイエンスキャッスル中四国大会:
岡山理科大学賞
TAMAサイエンスフェスティバル:
敢闘賞
生物専門の方と山に登ったとき、その方は木や花の名前を言いながら解説をしてくれました。きっと私とは違った“世界”が見えているのでしょう。一方、私は木々の様子からフラクタル図形を想起していました。その方はこういった見方をされていなかったようです。同じものでも切り取り方で見え方は様々です。
1つ1つの知識・経験は、はじめは点ですが、数を増すごとにそれらが繋がって線となり、線が増えるといつしか平面図が見えてきます。生物を勉強してきた人の平面図、物理が好きな人の平面図、運動を得意とする人の平面図・・・各々が造詣の深い分野における平面図を持っています。これらの平面図を集めていくと、いつしか同じ立体の切断面であったことに気付きます。(さらに遠くから見るとこの立体もまた点になり・・・)
色んなものや人と触れるほど、学べば学ぶほど、沢山の点・線・平面を手に入れることができ、見える“世界”はより高次元のものになります。
学芸館では色々なものに触れることが出来ると思います。ぜひ皆さんの見ている“世界”を拡げてみませんか?医進サイエンスコースでは色んな平面を持つ人を歓迎しております。
医進サイエンスコース長 吉岡 希裕
林 志龍
上海協和双語学校・演劇部部長
柴田 大翔
長船中学校
松井 心優
竜操中学校
谷口 穂高
倉敷市立北中学校