岡山学芸館清秀中学校・高等部

2017年12月11日

第5回科学の甲子園ジュニア全国大会

12/1(金)~12/3(日)に茨城県つくば市で開催されました第5回科学の甲子園ジュニア全国大会に、清秀中学校1年生の林桜子さん、土屋佳央さん、2年生の片岡凜々さんの3名が、岡山白陵中学校の3名と共に、岡山県代表として参加してきました。大会は『筆記競技』と2種目の『実技競技』で日本全国のトップレベルの生徒達と競い合い、全力を尽くして頑張りました!
清秀中学校のチームは実技競技で『THEoCUBE』に参加しました。『THEoCUBE』という実技競技のルールは、45cm×45cm×45cmの空間内に、限られた材料を用いて、質量32gのステンレス球をいかに時間をかけて、一番下の設置面に到達させるかという、ステンレス球の滞在時間の長さを競う競技です。単純なデザインであれば、作製は容易ですが滞在時間は短くなる。逆に、工夫をこらせばこらすほど滞在時間は長くなるが、途中で球が停止してしまう失格と隣り合わせの、緊張感溢れる工作競技でした。清秀中学校の代表3名は、この数週間、最終下校時刻ギリギリまで試作に取り組み、始業前の時間や休日も登校して工夫に工夫を重ね、新たなイノベーションを次々に生み出し、事前のレポートでは、全国で4番目のタイムを叩き出す作品を完成させていました。大会では、3人とも過去最高のパフォーマンスとチームワークを発揮して、最高傑作を作製しましたが、タイム計測に臨んだ矢先・・・球が停止・・まさかの失格。残念な結果となりました。
しかし、決して恥じることはありません。この結果は、生徒達が挑戦した証なのだから。安易な発想で安易に取り組んでいたら、失格という結果は無かったかもしれません。けれど、そこから得られるものも無かった事でしょう。生徒達はこの間、様々なことを学び得たはずです。この悔しさをバネに、来年必ず全国大会の場に帰ってきて、満足のいく結果を残しましょう!!この経験を、今後の学校生活、学習活動、進路選択にいかしていってください。3日間良く頑張りました。応援してくださった多くの皆様方、本当に有難うございました。

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