清秀教養講座

本日、清秀中学校高等部対象に清秀教養講座が行われました。
今年は、岡山県ご出身で、大ベストセラー『バッテリー』の作者である、あさのあつこさんにお越しいただきました。

生徒には１人３枚原稿用紙が配られ、実際に文章を書きながらあさのさんに指導をしていただく、という形で行われました。
初めは、皆が慣れ親しんだ童話『シンデレラ』のあらすじを書いてもらい、そこに「もしも…だったら」という条件を加えて、その後のストーリーを自由に想像して書くというものでした。色々な条件、ストーリーを作り出しており、中には大人が仰天するような面白い結末を考えた生徒もいました！
最終的にはこれを日常生活に応用して、「もしも…だったら」という条件を入れることで、何の変哲もない日常があっという間に心躍るような物語へ変化するという体験をしてもらいました。「もしも学校に大好きな芸能人が転校してきたら…」「もしも朝起きて男の子と入れ替わってしまっていたら…」など豊かな想像力・発想力で会場を盛り上げてくれました。

この教養講座を通して、生徒達は「自分の頭に浮かんだことを文章におこす楽しさ」や「一つの仕掛けで、物語が一変する面白さ」など、普段の授業では学べないような文章の魅力を感じることが出来たのではないでしょうか。
「自分は作文が苦手だと思っていたけど楽しかった！」という声が多く聞こえてきました。

お忙しい中、授業をしてくださったあさのあつこ様、ご参加くださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。