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2011年10月11日
サイエンス講座
10月11日(火)
川島武士先生による、サイエンス講座「動物の多様性と進化 -ゲノム科学的な視点から-」を行っていただきました。
高校生にまじり、中学生も参加しました。
■受講した中学生の感想文より抜粋■
「私はゲノムという言葉の意味が最初、全く分かりませんでした。
しかし川島先生のちょっとユニークな授業で、ゲノムについて理解することができました。…(中略)
私が驚いたことは、ゲノムがもっと進歩していくと個人の病気にあった薬を作りすことができたりと、
医学が飛躍的に進むということです。
今は病気が発覚したら、症状に合うような共通の薬を飲みますが、中には効かない人もいます。
その人のためにもゲノムの研究はとても大切なものだと思いました。…」
◆川島武士先生のプロフィール◆
所属:(財)沖縄科学技術研究基盤整備機構 (OIST) グループリーダー
2001年、京都大学大学院理学研究科動物学教室学位取得(理学博士)
同年、日本学術振興会ポスドク研究員として京都大学化学研究所所属
2003年、京都大学動物学教室助手
2006年、米国エネルギー省共同ゲノム研究所(DOE-JGI)にポスドクとして留学
2008年より現職
著書
岩波書店・シリーズ進化学 2 "遺伝子とゲノムの進化" 第四章「多細胞生物の進化とゲノム」など